やっと見つけた幸せ

「あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、
今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。」
ペテロの手紙第一 2章25節

 あなたは今、幸せですか。私は今、幸せです。家族がいるから幸せなのでしょうか。特にぜいたくはしなくても、毎日の生活に困らないから幸せなのでしょうか。答えはノーです。私の心がいつも喜び、うれしいので幸せなのです。私はこの幸せをどこから手に入れたのでしょうか。

私はごく普通の家庭に生まれ、何不自由なく育ちました。家族にも愛されて幸せなはずなのに、どこか心が満たされないのです。そこで私は満たしてくれるものを探し始めました。学生時代は勉強する事の中に、友情の中に。就職してからは、仕事の中で人に認められるという事の中に。しかし一時的満足はあっても、私の求めているものはそこにはありませんでした。そのような時、母が教会に行き始め、私もココに何かがあるかもしれないと一緒に行くようになりました。教会で聖書の言葉に出会ったのです。その言葉を通して私は、自分が神様の前に罪人であるという事を自覚しました。不満やねたみや怒りは、私の罪の性質から出ていたのです。私の心が満たされないのは、私の罪のために神様から離れてしまっているからだという事が分かりました。しかしその罪のために、真の神様であるイエス様が、私の負うべき罪を代わりに負って下さった、と聖書は言っています。何という大きな愛。私はその時、私の求めていたのは「これだ」と思いました。そしてイエス様を信じ、心にお迎えしました。すると私の心は、赦されたという平安と愛と希望に満たされました。私は求めていたものとやっと出会えたのです。受けることばかりを求めていた私が、イエス様を信じてから、与えることを喜んで出来る愛の心を持つ者へと変えられました。自分よりもただ神様に喜んで頂くために人に何か親切が出来るとき、私の心は何と喜びに輝くことでしょう。この恵みを頂くためには、ただ「イエス様を信じる」ことだけなのです。